おしる子日記

流山市限定の地域タウン情報です!!是非見て下さいネ。特ダネ満載とはいきませんが・・・?

トーク&ウオーク『佐和山落城記と東深井山田家~山田家の祖は石田三成の重臣であった!』に行ってきました

きょう9月18日(日)9時から北部公民館で、『佐和山落城記と東深井山田家~山田家の祖は石田三成重臣であった!』という「ふるさとの史跡めぐり トーク&ウオーク」が行われました。

 

建物が倒壊するような暴風や記録的な大雨などへの厳重な警戒が呼びかけられている大型で非常に強い勢力の台風14号が屋久島付近を通過していると報じられる中、この日の朝の流山は少し青空ものぞいていました。




講師の郷土史研究家・田村哲三さん

講師は、NPO 流山史跡ガイドの会副理事長で、ASA江戸川台・運河の人気紙『グッドモーニング』に「わがまちふるさと再発見!~流山のむかしを訪ねて」を好評連載中の郷土史研究家・田村哲三さんです。客席には『グッドモーニング』の記者さんもいらしていました。




ASA江戸川台・運河の人気紙『グッドモーニング』に「わがまちふるさと再発見!~流山のむかしを訪ねて」


1600年9月18日午の刻、石田三成の居城佐和山城徳川家康軍に攻められ落城しました。

落城に際し三成の重臣山田上野之助は自害、嫡男隼人と孫宇吉郎は落ち延び流浪の末、北総深井の里に住みました。

 

それから325年後の昭和10年、山田家の蔵から古文書「佐和山落城記」が発見され山田家の出自が明らかになりました。

 

田村さんは、この「佐和山落城記」の写本を見せながら解説。専門家でなければ解読できない部分が多かったそうですが、「佐和山落城記」を含め新人物往来社から『石田三成のすべて』(安藤英男編)に出会ったことで内容を把握できたそうです。会場には、新人物往来社の社長だった大出俊幸さんもいらしていました。




カラーで分かりやすい今日の資料

昭和10年に山田家の蔵で古文書が発見されるまでは一切家の事は分らなかったそうですが、当時、谷崎潤一郎東京日日新聞に載連載していた「聞書抄」に山田喜雄さんのお父様が「家にある古文書と内容が同じである」ということに驚き、石田三成研究の権威である渡辺世祐先生の耳に届き、鑑定していただくと本物であると言われて和綴じにしていただき表紙に『佐和山落城記』という名前まで付けてくださったそうです。田村さんは、東京日日新聞の連載をすべて読まれたところ、触れているのは2行だけで、山田家の方々がそれを記憶していて見逃さなかったことを高く評価されていました。




トーク後3班に分かれて出発ワタクシはB班。青い制服の史跡ガイドさんについていきます

この日は、422年前に佐和山落城の日に当たり、田村さんが関ヶ原の合戦から東深井に至るまでを解説してくださいました。ワタクシが今回のイベントを知るきっかけになったポスターとチラシがあった千葉県生涯大学校東葛飾学園の学生さんや先生も会場でメモを取られていました。皆さんご熱心ですね。

トーク後、2.6キロのウオークに出発します。地面は濡れていますが雨は止んでいます。

 


何度も通っていた道が開発される前は野馬土手があったと知りびっくり

馬の放牧地の中に祠はあっても寺は避けて造られた。と言うことで野馬土手は、この先浄信寺の手前から森の図書館の先ゴミ焼却場まで続いていたと教えていただきました。


浄信寺の前にある観音山慈眼院が山田家の氏寺です

門前右手に慈眼院発祥の由来碑があります

 

日光東往道のクランクを通るころには、大雨にも雷にも遭遇し、ブラウスもびっしょり。それはそれで思い出深いイベント参加になりました。

 


駒形神社の駒とは馬の事でかつてこの一帯には、官営の野馬放牧場である小金牧が設置されていたそうです


駒形神社にある富士塚流山市内三か所にある富士塚のなかで一番高いそうです


東武アーバンパークラインの橋りょうの下をくぐって山田家に向かいます

最後に見せていただいた山田家の蔵は、平成19年4月1日(日)に「竹林とお蔵の貸しギャラリー~ギャラリー平左衛門」として利根運河の新名所になりましたが山田喜雄さんが体調を崩されたため普段は閉められています。今回は、山田家のご厚意で中に入ることができました。


山田さんの案内で新聞記事や古文書写しを拝見することが出来ました

 


本尊十一面観音菩薩坐像 延享5年(1748年)作の写真

今日の史跡巡りにの為に展示してくださったんですね。



この蔵は、佐藤庄輔(一説には庄助)の手によるものだそうです。

 



現在運河駅ギャラリーでは「利根運河の撮っておき」写真展開催中

解散は東武アーバンパークラインの運河駅でした。

これまで流山本町や野田、湖北などで歴史散策を楽しみましたが、一番の地元を知るよい機会になりました。企画してくださった北部公民館や新川まちづくり協議会の皆さんに感謝です。